(About MATSUKAWAURA)
松川浦について
海と湖が出会う 絶景の浦
福島県相馬市に位置する松川浦は、
太平洋に面した福島県唯一の潟湖で
砂州により海と隔てられています。
その美しい風景は日本百景に選定され、
「小松島」とも称されるほど。
長さ約7km、幅1.5km、最大水深5.5m。
大小の島や岩が点在し、
日本三景の松島にも例えられる景観美が特徴です。
また園内は県立自然公園に指定され、
白砂青松の美しい自然が広がります
(Geography) 地理的な特徴
松川浦は「フ」の字形をした潟湖で、砂州によって太平洋と隔てられた入り江のような地形を形成。北側には原釜漁港、南側には磯部漁港があるほか、干潟ではヒトエグサ(アオサ)やアサリの養殖が盛んです。周囲には小島や岩礁が点在し、白砂青松の自然と相まって、日本の美しい潟湖の代表的な景観を作り出しています
(history) 松川浦の歴史
松川浦は古くから景勝地として知られ、万葉集にも詠まれた地です。江戸時代には相馬中村藩主の行楽地として親しまれており、奥座敷と呼ばれた岩子地区に浮かぶ「文字島」はその象徴とも言われます。こうした歴史的背景と自然美が相まって、現在でも多くの人々を惹きつける観光名所となっています
(Local specialty) 松川浦の特産品
松川浦は海苔(特にアオサ)やアサリの養殖が有名です。漁港近くでは地元の新鮮な魚介類が浜の駅 松川浦といった市場で購入でき、フードコートでは地元産を使った「漁師のまかない丼」など郷土料理も楽しめます。こうした食の体験は、産地ならではの魅力として人気を集めています
(Access) 松川浦へのアクセス
松川浦へのアクセスは車が便利で、JR常磐線相馬駅からは車で12〜15分ほど、常磐自動車道相馬インターチェンジからも15〜20分程度で到着できます。公共交通機関を利用する場合、直通バスの本数は限られているため、駅からはタクシーやレンタカーを使うのが一般的です。周辺には「浜の駅 松川浦」など駐車場を備えた施設も整っており、観光や食事の拠点として活用できます。海辺の景観を楽しみながらドライブで訪れるのに最適なエリアで、車での移動を前提に計画すると快適に観光を楽しめます。
(Highlights)
松川浦の
見どころ
尾浜こども公園
相馬市復興の象徴として尾浜地区に開園。大型遊具や芝生広場、屋内遊具、交流館、フラワーパーク、桜並木を備える公園。
原釜尾浜海水浴場
相馬ICから車18分の遠浅で波が穏やかな海水浴場。海浜公園や松川浦が近く、海の家3件、トイレ・シャワー完備、無料駐車場272台あり。
鵜ノ尾岬遊歩道
松川浦を望む岬の遊歩道で、海風と絶景を楽しみながら歩ける散策コース。自然を間近に感じられる人気スポットです。
文字島
松川浦の小島「文字島」。静かな景観と製塩跡が残る歴史ある島で、周辺には絶景レストランやカフェ、旅館が並ぶエリアです。
相馬復興市民市場【浜の駅 松川浦】
海辺に誕生した「浜の駅 松川浦」。新鮮な海産物や地元食材、食事が楽しめる、市民の台所であり観光拠点となる市場です。
松川浦大橋
松川浦の浦口に架かる全長520mの海上橋で、原釜・鵜の尾崎・磯部を結ぶ重要道路。自然公園内にあり景観が良く、夜はライトアップも楽しめます。
伝承鎮魂祈念館
震災の犠牲者を追悼し遺族の心の支えとするとともに、尾浜・原釜・磯部地区の震災前の風景を伝える施設。震災前の写真や行事、当日の映像が展示されています。
鵜ノ尾埼灯台
昭和28年建設の白亜の鵜ノ尾埼灯台は、相馬市の鵜ノ尾岬に立ち、松川浦県立自然公園内から太平洋を望む景勝地。内部非公開だが遊歩道や展望デッキが整備されています。











